あぱらぎねっと
フェリーで伊良部島へ

伊良部町・・・同じ宮古島と言ってもこの島の雰囲気はひと味違う。宮古島に住むようになってからもうすぐ30年にもなろうと しているのにまだ2〜3回しか行ったことがなくて、仕事を辞めて時間的余裕ができたので思い切って出かけてみた。平良港からフェリーで10分!料金は片道400円でした

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サバ沖井戸
贅沢にタクシーを利用して伊良部島観光としゃれ込んだ私はここへ案内された。昭和41年に水道が設置されるまでここのずっと下にある 井戸が貴重な水資源だったそうだ。
41年って最近じゃん(^^;)汗
さらにずっと昔は池間島からサバニに乗って水汲みに来たらしい・・・大変な時代だったんだね

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フナウサギバナタ
伊良部島観光の紹介によく出てくるこのサシバの形をした展望台、舌をかみそうな名前の意味は「船を見送る岬」だそうです。
南洋漁業の盛んだった頃、見晴らしのいいこの場所で手を振って男たちを見送ったそうです。いまでも島を出る船を見送る時はここにくるそうです。
実際、眺めは最高でした。

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白鳥崎
西海岸公園内にあるこの海岸にはイカがよく釣れる場所で、私が来たときも何人かが釣りを楽しんでいました。
今夜の酒のつまみを取りに来たと言う一人のおじさん、けっこう大きいイカを釣ってあった。うらやまし〜

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佐和田の浜
日本の渚・100選に認定されているこの浜は遠浅の海に大岩が転がる独特な景観で、聞くところによるとこれらの大岩は 1771年の明和の大津波の時に波によって運ばれたものだそうです。 残念ながら写真には写っていません。<(_ _)>

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魚垣(カキィ)
遠浅の海の干潟に石を積み上げておき、満ちてきた潮とともに入ってきた魚が干潮時に取り残され、その魚を捕るという漁業スタイル。
波によって岩が崩れてしまうので管理し続ける必要があるそうで、維持するのが大変なので今は1〜2人しか利用していないとか・・・

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通り池
伊良部町下地島の南岸にあるこの池は一つの池なんだけど天然の橋によって二つの池に分かれて見えるそうです。
左の写真は私が歩いて来た所から右側の方の水面、逆光で写真写りが悪い、残念(+_;)

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通り池
左側の水面。この色を何と表現すればいいのか・・・その神秘的な色に私の周りにいた観光客からため息が漏れたほどでした。

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あまりの美しさにカメラのシャッターをまた押しっちゃった。
通り池は底のほうで海とつながっているので水はしょっぱいんだよ。 またダイビングスポットとしても有名です

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帯岩
明和8年の大津波によって運ばれてきた巨大な岩。
高さ12.5メートル、周囲59.9メートル
でかい!

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渡口の浜
手にすくい上げた砂が指の間からさらさらとこぼれ落ちるほど砂粒が細かい、おそらく宮古島で一番細かいのでは・・・
下地町与那覇前浜の砂とどっちが細かいのかなと思いつつ、目の前に広がる白い砂浜に見とれていました。写真のウデは素人でもこんなにきれいに写せました。\(^-^)/

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やしがに
渡口の浜のビーチにあった売店で養われているやしがに。重さが 2〜2.5Kgくらいはあるそうで、飼ってから2年ほどになるとか
やしがにの養殖は不可能と言われているなかで2年とは・・・・
ちなみに私の本音は・・おいしそう(^u^)

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平良市
長山の浜あたりからみえる宮古島本島の港

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牧山展望台
伊良部島で最も高い所にあるサシバをかたどった真っ白な展望台。来間島、宮古島、池間島を一望できます。

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伊良部町漁業組合
佐良浜漁港内にある市場のそばで新鮮な魚が荷揚げされ、その場で販売される。

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ぐるくん
色鮮やかな魚で有名なぐるくん。

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きれいでしょう〜
ぐるくんの写真が撮りたくて私が「きれいですね、写真とっていいですか」と声をかけると、「どうぞー」と言ってポーズをとってくれた。
たしかに両方綺麗です(^-^;)ハイ

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ミヤコテング
なぜこの魚がミヤコテングと呼ばれているかは知りません。カワハギの仲間で皮が堅くてさばくのに一苦労ですが、とってもおいしいんだよ!

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佐良浜
私は佐良浜という所は一つの部落の名前と思っていたが
池間添と前里添があるそうで...知らなかった(..;)汗、どちらも高台に住宅を構えているので、佐良浜漁港から部落に行くための階段があっちこっちにありました。
部落内の道は坂が多い上、とても細いので運転の上手な人でも遠慮するかも

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なべ
知人の家でウガンがあると言うので、ちゃっかり参加しました。
こんな大きなナベ一つで豚まるまる一頭分の肉を煮込んでいました。もう一つのナベには昆布を煮込んでいました。
ちなみに沖縄は昆布が採れないのに消費量は日本一だそうで、このナベを見れば納得!

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ウガンの風景
みやこの人なら馴染みのある風景かも
ただ一点を除けば...それはこの写真の左側に見えている大きなザル。
中に入っているの豚の骨なんです。神様に捧げるものだそうで、なんとも原風景を感じさせる雰囲気でした。

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どっさり!
お上品に入れたらだめです、
このくらいでないと神様に失礼なんです!

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伊良部島
旅も終わりに近づきました。伊良部島の人、 特に佐良浜の人は宮古の人とは違うどこか南方を感じさせる文化をもって生活しているような印象でした。
左の写真から見えるのは平良市久松部落です。7年後ここ長山港から久松まで橋ができるそうで、伊良部島に大きな変化をもたらすだろう。

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